【特集 前立腺癌診療の新たな展開】
監視療法 前立腺癌監視療法の適応と可能性
Active surveillance for prostate cancer: indication and future perspectives.
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.32 No.3 15-19, 2014
- 著者名
- 杉元幹史
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 泌尿器 / 癌
- 診療科目
- 泌尿器科 / 腫瘍内科 / 放射線科
- 媒体
- Pharma Medica
「はじめに」 前立腺特異抗原(prostate specific antigen ; PSA)スクリーニングの普及により, 腫瘍量も少なく悪性度も低い, いわゆる低リスク前立腺癌の割合が増加している(図)1). 早期発見および早期の治療介入によって, 前立腺癌死は有意に減少した2). しかし, これらのスクリーニングで発見された癌のなかには生涯にわたり生命予後に悪影響を与えない潜在癌(ラテント癌)が少なからず存在することも知られている3). だが実際にはこのようなケースに対しても, 手術や放射線治療などの積極的根治療法が広く行われている. ロボット手術や小線源療法などの普及により治療は低侵襲化してきているとはいえ, やはり“必要のない治療を行っているのではないか”との批判が当然出てくる. このような過剰治療を回避するための解決策の1つとして, 監視療法(active surveillance ; AS)が登場した.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
