Doctor's Voice 私が伝えたい、健康リテラシー・疾患啓発の大切さ
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「健康な子どもを診る」 これからの小児科医に求められること

永光 信一郎 先生
福岡大学医学部小児科学講座 主任教授
研修医教育の中で常に、「病気の子どもを診る」ことを教えられてきた私たち小児科医は、医療提供体制の大きなパラダイムシフトに今、直面しています。急性期疾患の治療進歩と予防接種の普及から、感染症を主体とした診療は減少する中で、生活習慣病、メンタルヘルス疾患、虐待診療、慢性疾患のケアや、子育てへの支援などが、小児医療の中でも大きくクローズアップされてくるようになりました。