<< 一覧に戻る

血栓溶解療法:現状と未来

ポストアルテプラーゼ時代への取り組み

棚橋紀夫

脳と循環 Vol.13 No.2, 53-56, 2008

SUMMARY アルテプラーゼ静注療法に次ぐ戦略として, 半減期が長く, より血栓親和性のある第2世代, 第3世代のt-PAの導入, 静注療法と局所線溶療法との併用, 機械的血栓除去術の導入, 脳保護薬との併用によるtherapeutic time windowの延長の可能性などに期待がかけられている. 「はじめに」アルテプラーゼによる組織プラスミノーゲン・アクチベーター(t-PA)静注療法がわが国でも2005年10月に使用開始されて以来2年半が経過した. SITS-MOST(Safe Implementation of Thrombolysis in Stroke-Monitoring Study)1)で示されたように, 諸外国においてもアルテプラーゼ静注療法が経験の浅い施設においても発症3時間以内の症例に適切に使用されれば安全で有効であることが示された. わが国でも2年半の使用経験および市販後調査が行われているが, いくつかの問題点も明らかになった.

記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。

メールアドレス

パスワード

M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。

新規会員登録

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る