コンサルテーション
NASHを合併した2型糖尿病の症例報告
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- 掲載誌
- DIABETES UPDATE Vol.4 No.4 32-36, 2015
- 著者名
- 山﨑孝太 / 松田 やよい / 安西 慶三
- 記事体裁
- 症例 / 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 糖尿病 / 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 消化器内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 消化器外科
- 媒体
- DIABETES UPDATE
2型糖尿病にNAFLDを合併し,肝硬変に進展した1例,および肝細胞癌を発症した1例を経験した。症例1は62歳女性。47歳時に脂肪肝を指摘され,51歳時にNASHと診断された。52歳時に2型糖尿病の診断で経口血糖降下薬による治療を開始しHbA1c 8%前後で経過していた。56歳時には肝硬変と診断され,肝機能低下に伴い,62歳時からインスリン療法を導入した。その時点でChild-Pugh B(9点)であり,分枝鎖アミノ酸製剤も開始した。症例2は70歳女性。68歳時に口渇・多飲・多尿が出現し,2型糖尿病と診断され入院加療を行った。その際に脂肪肝を指摘され,NASHが疑われていた。退院後,糖尿病はHbA1c 6%台で推移したが,18ヵ月後の腹部超音波にて20mm大の肝細胞癌を指摘された。肝右葉切除まで実施されたが,摘出標本の病理診断にて,非腫瘍部肝組織のNAFLD activity score(NAS)は0点であり,NASHの診断基準は満たさなかった。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
