Basic knowledge 骨粗鬆症講座Q&A
骨質の構造特性評価
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- 掲載誌
- O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.3 No.3 17-22, 2013
- 著者名
- 伊東昌子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―
[Q1] 「骨質」における骨の構造特性とは具体的にどのようなことをいうのでしょうか. [A]骨質には「構造特性」と「材質特性」があり, さらに「構造特性」には構造を評価するスケールのレベルにより, ナノ構造, ミクロ構造, マクロ構造があります. また, 個々の骨の中には, 構造の違いにより海綿骨と皮質骨に分けられます(図1). 海綿骨には小さな柱状の骨梁が三次元にネットワークを形成して分布しており, その間隙には骨髄が存在しています. この海綿骨をとり囲んで, 皮質骨と呼ばれる板状の骨が存在します. 海綿骨と皮質骨は, 代謝においても骨強度においても違いがありますので, それぞれの構造をナノ~ミクロレベルで説明したいと思います. 海綿骨の骨梁の分布は"海綿"状であり, 骨の表面が広く骨髄と接する構造となっているため, 骨梁の表面では活発な代謝が営まれています. 骨梁の形態は棒状や板状のものがあり三次元的に連結していますが, 骨の部位によって棒状と板状の割合や方向性などに特徴があることが知られています.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
