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誌上ディベート

一次性雷鳴頭痛は存在するか 総括

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掲載誌
Headache Clinical & Science Vol.6 No.2 23, 2015
著者名
鈴木 則宏
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
脳神経外科 / 神経内科 / 麻酔科
媒体
Headache Clinical & Science

「一次性雷鳴頭痛は存在するか」というテーマで,お2人の専門家にproとcon双方の立場で雷鳴頭痛について論じていただいた.「一次性雷鳴頭痛は存在しない」の立場で論じていただいた橋本先生は,「器質性疾患が見つからない場合,特に繰り返すときには」可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)疑いと診断して,血管攣縮の存在を注意深く精査すべきであるとし,「雷鳴頭痛はすべて二次性頭痛と考えるべきである」と結論付けている.一方,「一次性雷鳴頭痛は存在する」の立場で論じていただいた下田先生も「一次性雷鳴頭痛は存在するにしても,その証明は極めて困難で,慎重な診断が必要である」と結論している.このように,「一次性雷鳴頭痛」の存在については,いまだ議論の渦中にあるが,お2人の議論からは,器質性疾患の存在をどのくらい否定できるのか,という点に集約されるように考えられる.症例の積み重ねによる症状分析と画像検査法の発展により,近い将来,本テーマについて真の結論が出ることを期待したい.

※本企画はテーマに対して,あえて一方の見地に立った場合の議論であり,必ずしも論者自身の確定した意見ではありません.

・総論/鈴木則宏
・一次性雷鳴頭痛は存在する/下田雅美
・一次性雷鳴頭痛は存在しない(RCVSである)/橋本洋一郎
・総括/鈴木則宏

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Headache Clinical & Science2015年11月号(Vol.6 No.2)

頭痛診療における臨床面および研究面をカバーするバラエティ豊かな内容構成。コーナー形式により,最新の知見や海外の動向,将来の展望などを取り上げる。

【対象】頭痛診療に携わる病院勤務医,研究者のほか,頭痛外来開設を目指す医師,一般開業医など

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