誌上ディベート
パーキンソン病にmotor subtypesはあるか?
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- 掲載誌
- Frontiers in Parkinson Disease Vol.5 No.1 15-23, 2012
- 著者名
- 田代淳 / 高橋一司
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Frontiers in Parkinson Disease
「はじめに」パーキンソン病(PD)は, 古典的には無動(運動緩慢), 固縮(強剛), 振戦, 姿勢反射障害の四徴をはじめとする錐体外路症状を主体とする神経変性疾患であると定義される. しかしながら, これらの運動症状の表現型1つをとっても一様ではなく, それぞれの患者さんによって異なる特徴を持っている. さらに, 近年, PDには様々な非運動症状が出現することが明らかとなってきており, PDはむしろ多面的で多系統の変性疾患であるとさえ考えられるようになってきた1). その多様な表現型を, 症候, 発症年齢および経過, 薬剤の効果および副作用の出方などの観点からsubtypeに分類する試みがある. 本稿では, そのなかでも症候, 特に運動症状からの分類という観点から, 「PDにmotor subtypesはある」という立場に立って, その臨床的特徴や意義, 非運動症状との関連および将来への展望などについて論じることとする.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
