Topics
AAO 2017[American Academy of Ophthalmology]
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Frontiers in Dry Eye Vol.13 No.1 26-27, 2018
- 著者名
- 加藤弘明
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 眼疾患
- 診療科目
- 眼科
- 媒体
- Frontiers in Dry Eye
涙液の異常が視機能に影響を与えうることについては,ドライアイ患者を対象とした多くの報告がなされており,その評価方法として,トポグラフィ1),tear stability analysis system(TSAS)2),実用視力3),高次収差解析4)-7)が挙げられる。本発表の演者は,高次収差解析による視機能評価の報告を多く行っており,正常眼を対象にして,波面センサーを用いて開瞼後から1秒ごとに連続して高次収差を測定し,開瞼後の高次収差の時間変化が,「安定型」(瞬目後10秒間ほぼ安定しているパターン),「動揺型」(増減傾向はないが変動がみられるパターン),「のこぎり型」(瞬目のたびに値が増加するパターン)に分類されることを報告している5)。また,同様にドライアイを対象とした検討も行っており,涙液層破壊時間(tear film breakup time:BUT)短縮型ドライアイでは「のこぎり型」が,涙液減少型ドライアイでは「高値安定型」(瞬目後の高次収差の値が高値のままで安定し,増減傾向がみられないパターン)がみられ6),涙点プラグ挿入術後のドライアイ眼では,「逆のこぎり型」(高次収差の値が瞬目後数秒でピークを示し,その後徐々に低下するパターン)がみられることを報告している7)。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
