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掲載誌
アンチ・エイジング医学 Vol.9 No.4 87-89, 2013
著者名
坪田 一男
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
アンチ・エイジング医学

最近は酸化ストレス仮説も大きく進歩して, “酸化ストレスがすべて悪いわけじゃない”と考えられるようになってきた. 京都大学の篠原隆司先生のラボから発表され, 先月号のCell Stem Cellに掲載された“ROS Are Required for Mouse Spermatogonial Stem Cell Self-Renewal”はその金字塔的論文だ1). 従来, ステムセルは酸化ストレスに弱いと考えられおり, 特に造血幹細胞では, 酸化ストレスコントロールのためにも骨髄の中のニッチで守られていると考えられてきた. しかし, ネズミの精子形成においては, ある程度の酸化ストレスが逆に必要というのが今回の結果である. 精子と血液の違いはあるものの, 酸化ストレスがある程度必要というテーゼは強く証明された. すぐにヒトに適用できる理論とはならないが, 抗酸化サプリメントを摂りすぎて男性機能が抑えられてしまう可能性については頭の隅に入れておくべきだろう.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

アンチ・エイジング医学2013年8月号(Vol.9 No.4)

◎ アンチ・エイジング医学に関する最新の基礎的および臨床的知見を特集として紹介

◎ 医療関係者だけでなく,製薬,食品,機器メーカーなど産業界も視野に入れた,産学を繋ぐ誌面構成

◎ エビデンスに基づいた最新の情報を,一般の方に向けてわかりやすく解説

◎ 世界のアンチ・エイジング医学の情報を提供

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