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尿酸値にこだわる? こだわらない?
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.9 No.4 65-76, 2013
- 著者名
- 細谷 龍男 / 山本順寛
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
「痛風関節炎・腎障害の発症機序と高尿酸血症」高尿酸血症は, 戦後日本で著しく増えてきた異常, 病態の一つであり, 成人男性の20%以上, 約1千万人がこの高尿酸血症を呈しているといわれている. 本稿では, 痛風結節も関節炎も発症していない, いわゆる「無症候性高尿酸血症に対して, 何らかの治療・介入を積極的にすべき」という立場から述べる. 痛風関節炎の累積発症率は, 血清尿酸値が上昇すればするほど高くなると報告されている(図1)1). 日本の成績でも, 痛風関節炎の発症率と血清尿酸値の関係を調査した成績では, 図2 2)のような曲線が描ける. この成績では, 血清尿酸値が6.0mg/dL以下で痛風関節炎の発症がかなり抑制できると考えられている. 痛風の腎障害がどのように発症してくるかというのが図3である. 痛風の病態に伴い高尿酸血症, 高尿酸尿症により腎・尿路系に尿酸塩沈着が惹起される. 一方, 痛風はメタボリックシンドロームを合併していることが多く, インスリン抵抗性により酸性尿となる. 酸性尿になると尿酸が溶けにくくなり, さらに尿酸塩が沈着し, 腎障害・尿路結石を増悪させる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
