【特別企画 再生医療の実現化ハイウェイ】
課題B「中長期での臨床研究への到達を目指す再生医療研究」 iPS細胞を用いた角膜再生医療の開発
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- 掲載誌
- 再生医療 Vol.12 No.2 11-14, 2013
- 著者名
- 西田 幸二
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 眼疾患 / 再生医療
- 診療科目
- 眼科
- 媒体
- 再生医療
「角膜の構造と角膜疾患」眼は外界からの情報を入手する最も重要な臓器であり, 視覚はQuality of Life(QOL)の維持にとって極めて重要である. 眼の最も前方に位置する角膜は透明な組織であり, 光情報を屈折させて網膜に結像させる役割や外界から眼球を保護する役割を担っている. 角膜は上皮層, 実質層, 内皮層の3層構造からなり. この角膜3層のうち, どの層が障害を受けても不可逆性の角膜混濁が生じ著しい視力障害が起こる(図1). このような角膜混濁の治療として, これまでアイバンク眼を用いた同種(アロ)角膜移植術が行われてきた. しかし, 他の臓器移植と同様にハイリスク眼(血管新生を伴う角膜疾患等)では拒絶反応が高率に生じるため, 移植後再び角膜が濁ってしまう場合も多い. また, ドナー不足は米国以外の国では深刻な問題である. これらのドナー不足および拒絶反応の問題を解決する手段として, 幹細胞・前駆細胞を用いた再生治療法の開発が進められている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
