Young Investigator's Award
【臨床応用研究部門】最優秀賞 臨床応用に向けたiPS細胞由来網膜色素上皮細胞シートの機能と安全性
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- 掲載誌
- 再生医療 Vol.12 No.2 38-43, 2013
- 著者名
- 鎌尾浩行
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 眼疾患 / 再生医療
- 診療科目
- 眼科
- 媒体
- 再生医療
「はじめに」2007年度の調査で日本における視覚障害者数は約164万人, また視覚障害による総経済コストは8兆8,000億円と算出されており, また今後も高齢化が進むことによりさらに増加すると予測され, 個人の苦痛だけでなく厳しい医療経済の視点からも視覚障害への対応は避けて通ることはできない. 現在の日本における視覚障害の原因疾患は, 上位より緑内障, 糖尿病網膜症, 網膜色素変性, 黄斑変性, 高度近視となっており, これらはすべて網膜(図1左)に発症する疾患(網膜疾患)である. この網膜疾患が視覚障害の上位を占めている理由として, 臨床で行われている治療が予防や進行抑制を目標としたものが多く, また障害され変性した網膜を回復させる方法がないことが挙げられる. この網膜を回復させる研究の1つに網膜細胞移植があり, これまでに網膜全層移植・視細胞移植・網膜色素上皮細胞(RPE)移植などの多くの研究が行われてきた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
