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M-Review

いま振り返る研究の日々

第11回 肺機能に遺伝の影響はあるか? 双生児研究から答える

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掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.25 No.1 94-98, 2017
著者名
川上義和
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
診療科目
呼吸器内科
媒体
THE LUNG perspectives

遺伝と環境は,すべての疾患の病因(原因,危険因子)にはもちろん,病態,治療の効果にも関わっている,と私は信じている。もちろん,病因としての単一の原因だけでなく,複数の危険因子にも遺伝と環境が関わる。しかし,どの疾患についても,遺伝(子)とは具体的に何か,環境因子とは何か,という問題は必ずしも詳らかにされていない。さらに,遺伝子と環境の具体的な因子(例えばタバコ煙)との間には相互作用がある,さらに言えば環境の具体的な因子により遺伝子が活性化あるいは不活性化されるというから,話はより複雑である。
遺伝病といわれている疾患でさえ環境が重要と確信する家系に出会ったことが,これから書こうとする私の臨床研究のきっかけだった。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE LUNG perspectives2017年冬号(Vol.25 No.1)

肺は代謝・生理・免疫など機能面においても,疾患の原因・病態・診断・治療など臨床面においても,他に類を見ない多様性を持つ。

本誌は成長・加齢に深く関わる気管支喘息・肺気腫・感染症・呼吸不全・肺癌などの疾患を対象に,分子生物学・生理学・形態学・生化学・免疫学などの広い視野から病因・病態・治療を捉える。最新の知見と,基礎的・古典的知識の双方を踏まえた新鮮で正確な情報を提供。

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