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M-Review

【特集 CKD-MBD】

9.CKDのstage別骨粗鬆症治療薬の投与の実際と合併症

Drug therapy of osteoporosis in patients with various degrees of CKD:clinical use and adverse events

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掲載誌
THE BONE Vol.29 No.4 69-75, 2016
著者名
矢野彰三
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 腎臓 / 骨・関節
診療科目
整形外科 / リウマチ科 / 産婦人科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 老年科
媒体
THE BONE

CKDでは血中活性型ビタミンD濃度の低下,二次性副甲状腺機能亢進症,骨代謝回転の亢進が生じ得るため,早期からの活性型ビタミンD投与が好ましい.血中P,Ca,PTH濃度を管理し,脆弱性骨折や骨密度低下があれば骨粗鬆症治療を検討する.その場合,骨折抑制効果の高い薬剤を使用するが,CKDでは多くが慎重投与であり,回避すべきものもある.原則ガイドラインに従いながら,個々の症例でリスクとベネフィットを考えて治療を行う.
「はじめに」腎臓と骨は,カルシウム(Ca),リン(P),調節ホルモンなどを介して密接な関連がある.骨粗鬆症患者は慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)を併存している割合が高く,CKD患者では骨折リスクが高まっている.CKDの進展は推算糸球体濾過量(eGFR)によるグレードと尿タンパク(糖尿病の場合,アルブミン)量によって,たとえばCKD-G3A2のように病期分類されるが1),ここではeGFRによるグレードで概説する.
「key words」CKD,骨粗鬆症,治療,骨折,骨密度

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE BONE2016年新春号(Vol.29 No.4)

高齢化に伴う骨粗鬆症の増加,あるいは小児の骨の脆弱化に伴う骨折の増加などから,近年骨疾患に対する関心がますます高まりつつある。本誌は,骨に関する最新の基礎的および臨床知見を,主として一般の医師および医学生に分かりやすく解説し,骨疾患に対する理解を深めることをねらいとした学術情報誌である。

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