内容紹介
◎ 期待される新しい治療法「がん分子標的治療」の最前線の取り組みを，臨床的な観点から紹介します。
◎ 分子標的治療に関わるトピックスをグローバルかつ多面的にとらえ，わかりやすく解説。
◎ 国内外の研究成果を臨床の現場にいち早く伝えることで，がん治療の発展に寄与します。
◎ がんの末期においても治療を決してあきらめない姿勢を伝えます。
目次
■Theme 分子標的治療薬の耐性克服への新展開
◎Round Table Meeting
EGFR-TKI の臨床試験を実地診療にどういかすか／光冨徹哉 ／片上信之 ／中川和彦
◎Interface on Cancer Therapy
[Basic Science]
・EGFR-TKI の耐性機序とその克服／小林 進
・慢性骨髄性白血病におけるイマチニブメシル酸塩耐性とその克服／南 陽介 ほか
[Clinical Research]
・不可逆性（irreversible）EGFR-TKI の臨床開発状況／宿谷威仁 ほか
・肺がん分子標的治療のエビデンス／片上信之
◎Pharmacogenomics for Cancer Therapy
・SNPアレイによる大規模遺伝子解析がもたらすもの／谷田部恭
◎Cancer-Prevention and Early Detection
・がん検診の評価とあり方に関する研究／垣添忠生
◎Summing Up
・HIVの薬剤耐性発現とがん治療での薬剤耐性発現への対応／満屋裕明
◎Meeting Report
・2nd Asian Pacific Conference―Perspective in Lung Cancer／西條長宏
・第33回欧州癌治療学会議（ESMO2008）／堀池 篤
・第16回日本乳癌学会学術総会／増田紘子 ほか
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