診療や治療のみならず，分子生物学，遺伝子などを含めた基礎研究から臨床への橋渡しを行い，さらには海外の基礎研究，臨床のトピックスを同時並行的に伝える国際的な視点をもった，専門医のための情報誌。主要なコーナーにおいて日本語／英語の対訳を掲載。
○巻頭インタビュー
／ゲスト・岡 芳知 ／聞き手・石原寿光
○座談会―Round Table Discussion
欧州と日本におけるインスリン治療の現状と展望／司会・難波光義 ／ゲスト・Simon Heller ／吉岡成人
【bilingual】Trends and perspective of insulin therapy in Europe and Japan／Chair・Mitsuyoshi Namba ／Guests・Simon Heller ／Narihito Yoshioka
○座談会ショートレビュー
インスリン治療における世界のトレンド／難波光義 ／勝野朋幸 ／浜口朋也
○糖尿病治療における最近の話題―Recent Insights on Diabetes Treatment
抗肥満・耐糖能改善のmodulator：アミリンアナログの可能性／坂頭節哉 ／古田浩人
○わかりやすい分子糖尿病学―Molecular Diabetology
インスリン分泌機構におけるPI3キナーゼの役割／金子和真 ／植木浩二郎
○各国の糖尿病対策―Global Management
アジアにおける糖尿病対策の現状と課題／ゲスト・清野 裕 ／聞き手・山田祐一郎
【bilingual】Current status and prospects of the countermeasures against diabetes in Asian countries／Guest・Yutaka Seino ／Interviewer・Yuichiro Yamada
○海外文献紹介―Over Seas
・α2Aアドレナリン受容体の過剰発現は2型糖尿病の一因となる／大塚雄一郎 ／石原寿光
・Ketosis-prone糖尿病緩解期における経静脈的糖負荷のインスリン分泌への影響について／長嶋一昭 ／稲垣暢也
・日本人2型糖尿病患者におけるGLP-1受容体作動薬リラグルチドおよびSU薬の併用療法における有用性の検討／浜口朋也
○海外施設紹介―My Labo
【bilingual】Diabetes research at the University of Massachusetts Medical School―マサチューセッツ大学における基礎研究と糖尿病研究の連携／浦野文彦
○学会レポート―Attendance Report
The 20th IDF World Diabetes Congress（Montreal, Canada）／佐藤麻子