内容紹介
大腸癌の診断・治療に携わる外科・内科・内視鏡・放射線・病理等の医師を対象とし，大腸癌を外科医や内科医のみの視点でなく，総合的な観点から検討された情報を発信し，診断や治療の進歩のみならず，分子生物学，遺伝子，病理，などを含めて，基礎研究から臨床への橋渡しを行い，さらには，海外の基礎研究・臨床のトピックスを同時並行的に伝えるべく，国際的な視点をもった雑誌を目指しています。
目次
■特集 腹膜転移，骨転移，脳転移の集学的治療
SPECIAL ISSUES
○特集にあたって／島田安博
○腹膜転移，骨転移，脳転移の頻度と変遷／小澤平太 ほか
○腹膜転移の分類と治療方針／小林宏寿 ほか
○腹膜転移の治療方針―腹腔内温熱化学療法（HIPEC）―／山口明夫 ほか
○消化器癌骨転移に対する外科的治療とその予後／中馬広一
○骨転移の放射線治療／高橋健夫
○骨転移の薬物療法／久保木恭利 ほか
○脳転移の外科的治療，予後／佐藤慎哉
○脳転移の放射線治療／前林勝也 ほか
REGULARS
○症例で学ぶ大腸癌顕微鏡アトラス
高異型度腺癌と低異型度腺癌／加藤 卓 ほか
○大腸癌の分子生物学
消化器癌におけるCD44の機能的役割／吉田 剛 ほか
○FCC SPECIAL INTERVIEW この人に聞く！大腸癌最前線
岩下明徳／森 正樹
○Q&Aで綴るレジデント・ノート
・がん検診として，PETは有効ですか？／南本亮吾
・分子標的薬にはいろいろな種類があるようですが，どのような違いがあるのでしょうか？／堀江良樹 ほか
BACK ISSUE
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■特集 肛門管癌と虫垂癌