2005.11.30 発売
職場のメンタルヘルス
著者栗原 雅直
医学一般
| 定価 | 2,200円(本体2,000円+税) |
|---|---|
| 発行形態 | B6判変型 / 200ページ |
| ISBN | 978-4-89600-829-6 |
おすすめポイント
心の医学新書シリーズ第2弾。次第に厳しさを加えている環境において,企業内メンタルヘルスに対しどのように振る舞い,リスクを最小にしてゆくか,その実践的指針を述べた。
内容紹介
企業におけるメンタルヘルスは,病院での臨床とは違って,一応は正常なはずのサラリーマンも対象になっている。病院では「異常であるか否か」ということのほか「どんな異常か」がまず問題になる。しかし企業では,「異常か否か」というほかに,「どうして職場内にマッチさせるか」という技術も問われるのである。つまり極端に言えば,「正常者」の「適応技術的治療論」も対象になるのである。
この本は,次第に厳しさを加えている企業内環境において,どのように担当者は振る舞い,リスクを最小にしてゆくか,その実践的指針を述べたつもりなのである。
(「まえがき」より)
目次
第一章 企業内メンタルヘルス・システムの構築
1.スタッフの充実と配置
2.カウンセリングの実態
3.企業内での啓蒙活動
4.どのような関係性をもつことが必要か
第二章 「診断書」について
1.診断書にどれだけの信頼性があるか
2.虚偽の診断書
3.診断書における漠然とした表現
4.疑わしい診断書が出されたとき
5.診断書の文面からの推理
6.診断書に書いてある期間について
7.単純な診断書の悪用
第三章 飲酒と不眠―睡眠薬を使わないで眠る方法
1.サーカディアン・リズム
2.時差ぼけ克服法
3.体温と筋肉の状態を意識する
4.アルコールは睡眠薬代わりになるか
5.睡眠儀式その他
第四章 社会からの逃避
1.少女監禁事件
2.行方不明(遁走)
3.出社拒否
第五章 職場のイジメとダメ上司対策
1.イジメを川上から見てみよう
2.イジメっ子の特徴
3.川上からの対策
4.川下での対策
5.イジメによる心身症
6.ダメ上司対策
第六章 反社会的行為への対応
1.借金体質はなかなか治らない
2.反社会的行動とどう折りあうか
3.セクハラとその対策
4.オフィスラブ
5.その他の反社会的行為
6.ウソをつくことによる混乱
第七章 入社面接と人事異動の妙諦
1.ダブル配置と兼任のときの発病
2.仕事をしない人
3.人事係長の悲劇
4.企業合併に伴うストレス
第八章 面接について
1.面接する人,される人
2.何がポイントであるかをまず把握する
3.こころのベルトをかける
4.情報の質を吟味する
5.要領のよい面接
6.時間を見方につける,決定的なことは言わない
第九章 統合失調症(精神分裂病)の症例とその治療
1.不透明な社会復帰(症例)
2.統合失調症の治療
第十章 躁うつ病の症例とその治療
1.うつ病になったある官僚の手記
2.夫の退職を機に起こったうつ病
3.睡眠相遅延症候群
4.薬物使用上の注意
5.病気の流れと躁うつ病患者の人生
6.自殺の予防
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