2017.03.27 発売
患者さん目線から考えるがんの栄養・食事ガイドブック
監修松浦 成昭 | 左近 賢人
編集矢野 雅彦 | 飯島 正平
臨床医学_一般 > がん・腫瘍一般
| 定価 | 2,970円(本体2,700円+税) |
|---|---|
| 発行形態 | B5判 / 232ページ |
| ISBN | 978-4-7792-1854-5 |
おすすめポイント
科学的な根拠に基づいて書かれた、がん患者さんの栄養・食事ガイドブック。
内容紹介
2012年に第8回国際ターナー症候群カンファレンスが日本で開催されました。その際、イギリス・ターナー協会から教育に関する冊子の提供を受けました。
わが国では、ターナー女性についての医療面での知識は増えてきていますが、教育についてはほとんど知られていません。学校で先生に伝えるべきかどうかは今も保護者にとり、悩むところです。学校の先生にとっても、生徒がターナー女性であると聞かされても、経験は乏しく、どう対応していいものか悩むところです。『ひまわりの会』では、筆者が学校の先生に向けての説明書を作成し、それを会のホームページに掲載しています。それを使って学校の先生に説明している保護者もおられます。
このイギリス・ターナー協会が作成した冊子は教育に関することが中心に記載されており、画期的なものといえます。ぜひこの冊子を日本語に訳してわが国の保護者や学校の先生に役立てたいとの声が上がり、荒木久美子先生にお願いし、訳していただきました。
ターナー症候群の少女、女性をすべてターナー少女、ターナー女性と訳していただきました。それは「ターナー症候群」だからといって特別なことではなく、普通の女性で、「病気」というより「ターナー症候群という体質」と考えて良いのではないか、との意味から「ターナー少女」「ターナー女性」という言葉を用いました。
わが国とイギリスでは教育制度が異なり、この冊子の通りにはいかないこともあると思います。そこでご本人や保護者から学校生活や教育についての体験談を募集し、掲載させていただきました。これも参考にしていただければと思います。
この冊子が少しでもわが国のターナー女性の学校生活や教育に役立つことを願っています。
挿絵は、大阪の『ひまわりの会』でターナー少女たちが描いたものを使わせていただきました。
(藤田敬之助「はじめに」より)
目次
第1章 口から食べることの意義 ―治療と精神の両面から―/山﨑知行
第2章 がんと体重減少/矢野雅彦
第3章 がん手術患者の栄養と食事
■01 咀嚼・嚥下機能の重要性/内橋俊大/平岡慎一郎/古郷幹彦
最近の話題(1)咀嚼・嚥下障害や消化管通過障害へ配慮した食事を楽しむ!/飯島正平
■02 術後早期に回復するための食事の工夫と手術の消化管機能への影響/柳本喜智
最近の話題(2)シンバイオティクスとがん治療/矢野雅彦
■03 術後患者の食事の実際/松岡美緒
COLUMN 脂肪の減らし順/塩分の減らし順/塩分調整について/「軟菜食」には明確な決まりがない!/「差し入れOK」はどんなものでもOKなのか?
第4章 抗がん剤・放射線治療患者の栄養と食事
■01 抗がん剤治療の有害事象(副作用)―特に食事との関連で―/吉波哲大
■02 放射線治療の有害事象(副作用)―特に食事との関連で―/金山尚之/手島昭樹
■03 味覚異常・唾液分泌異常/飯島正平
COLUMN
■04 化学療法・放射線治療中の食事の工夫/谷口祐子
■05 口腔粘膜炎(口内炎)を軽減する栄養剤と支持療法/加治木祐子/大西淑美
COLUMN がん治療と口腔衛生管理用品
付録 抗がん剤と食事の相互作用・禁忌食品/菊地秀与/須永克佳/日比野康英
COLUMN 食品の多様化と医薬品との相互作用
第5章 口から食べられない患者の栄養
■01 口から食べられない場合の栄養療法/高橋秀典
■02 経腸栄養と経静脈栄養/高橋幸三/石床知佐江
第6章 がん患者の心理と食事/森 則夫
第7章 がん患者の免疫機能を高める栄養と食事/飯島正平
COLUMN ω6系脂肪酸は不要か?
第8章 がん悪液質患者の栄養と食事/丸川聡子
COLUMN サルコペニア
巻末
・添付文書に口腔内苦味や味覚障害・異常の記載がある薬剤一覧(第4章03対応)
・抗がん剤と食事の相互作用・禁忌食品(第4章付録対応 添付文書情報集)
・患者さんからよく聞かれるQ&A
患者さんからのメッセージ
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