2014.06.20 発売
老化物質AGEsワールドに迫る!
アンチエイジングのための100の質問
監修太田 博明
編集山岸 昌一
医学一般
| 定価 | 4,070円(本体3,700円+税) |
|---|---|
| 発行形態 | B5判変型 / 228ページ |
| ISBN | 978-4-7792-1314-4 |
おすすめポイント
AGEsの最先端の知見を網羅。
内容紹介
わが国は世界に比類のないスピードで世界一の高齢化社会を構成し,直近の高齢化率は25.1%にも及んでいる。わが国の発展の担い手であったベビーブーマー達がいよいよ高齢者の仲間入りをし,今後も高齢化率がさらに進行して,2030年には30%を超えることが想定されている。やがてわが国は3人に1人が高齢者という社会になるが,そこで最も重要なことは世界に先駆けた高齢者の健康格差の縮小と健康寿命延伸の実現である。
前期高齢者,後期高齢者,超高齢者の各年代の健康寿命を脅かす共通の疾病は,男女を問わず悪性腫瘍である。しかし,メタボリックシンドロームから進展する生活習慣病により惹起される心血管イベントは主に男性の前期高齢者を中心に発症する。一方,ロコモティブシンドロームの中核をなす骨粗鬆症の発症・進展から惹起される骨折・転倒は主に女性の後期高齢者以上に罹患が多い。さらに超高齢者の年代からは女性を中心として筋力と活力の低下であるフレイル(虚弱)と認知症が増加し,やがては老衰に至る。このようなことから,今後の高齢者医療では健康格差の縮小を実現するために年代や性別によって個別化を図るhigh risk approachが要求される。
これらの疾病の発症・進展や老化に共通する説明因子として蛋白質と糖の化合物である終末糖化産物,すなわちAGEs(advanced glycation end products)が昨今,注目を浴びている。そこで,2013年1月,山岸昌一教授とともにAGEsの基礎から臨床までを網羅する『AGEsと老化 ―糖化制御からみたウェルエイジング―』を刊行し,お陰様で各分野の方々の好評をいただいている。しかし,やや専門的すぎるとのご指摘も一部いただいた。そこで,各領域におけるAGEsのかかわりをアンチエイジングのための100の質問として取り上げ、解説とポイントを記載する形式で見開き2ページにて端的に説明し,先の『AGEsと老化』の姉妹編かつ概説編として,今般この分野のエキスパートの皆様にご執筆いただいた。
AGEsの最先端の知見を網羅した本書が最短期間で刊行できたことを大変嬉しく思う。また本書により,AGEs研究の進展にさらに拍車がかかり,各分野でAGEsを改めて考える契機になってくれることを願っている。
太田博明
(「序文」より)
目次
Chapter 1 総論
Chapter 2 糖尿病・血管・循環器関連疾患
Chapter 3 神経変性疾患・筋骨格系疾患
Chapter 4 皮膚科・眼科疾患
Chapter 5 婦人科・泌尿器科疾患
Chapter 6 老化・がん・その他
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