2010.09.30 発売
Year Book of RCC 2010
編集冨田 善彦 | 金山 博臣 | 植村 天受 | 篠原 信雄
臨床医学_外科系 > 泌尿器科学
| 定価 | 4,180円(本体3,800円+税) |
|---|---|
| 発行形態 | B5判 / 178ページ |
| ISBN | 978-4-7792-0606-1 |
おすすめポイント
腎細胞癌に関する現時点での知見と,現場の感覚を失わない「本当のところ」がわかる1冊。今回は,バイオマーカーや効果の判定など。
内容紹介
早いもので,『Year Book of RCC』も3年目を迎えました。分子標的薬の登場をきっかけに創刊された本書ですが,今年もeverolimusが保険診療で使用できるようになり,治療オプションの幅が広がりました。この2年間に,sorafenibやsunitinibの使用経験の蓄積も進み,その投与法の工夫や,手術との組み合わせについても考えていかなければなりません。また,効果の判定法も,分子標的薬は腫瘍サイズは変わらず,腫瘍内部が嚢胞状になる「効果」が出現することも多く,RECISTのみではなく,Choiクライテリアを含めて,適切な対応が必要となります。いまだ,RCCでは確立していないバイオマーカーの探求も重要になります。このように,分子標的薬についての課題はたくさんありますが,本年の『Year Book of RCC』ではこれらの点について,各先生に執筆していただきました。
新しいトピックをタイムリーに読者の先生にお届けすることを大切にする『Year Book of RCC』ですが,もう一つのコンセプトは「現場の感覚」と「本当のところ」です。分子標的薬の登場は,確かに,治療戦略に大きな影響を与えてきていますが,手術の重要性については変わることはありません。座談会「Experts Debate on RCC Surgery」では,早期から分子標的薬も使用してきた編集委員の先生方に実際の症例を出していただいて,‘Surgery’をキーワードに,各々の症例でどのような対応をしたのか,すべきだったのかを徹底的に討論していただきました。ガイドラインは確かに,日常診療のよりどころではあるのですが,現場では,「応用問題」が非常に多いのではないでしょうか。座談会「Expert Debate on RCC Surgery」を読まれた先生方で,「こういった治療法の方がよいのではないか」,「これは違う」という,ご意見がございましたら,お寄せいただきたいと思います。
本誌が先生方の診療のお役に立てれば幸いです。
(編集者「序文」より)
目次
I.Round Table Discussion
Experts Debate on RCC Surgery
II.Topics of RCC―分子標的治療の最前線―
1.投与法の工夫
/1.Sequential投与 /2.Combination投与2.Pre-surgical/neoadjuvant therapy
3.Non-clear cell RCCへの分子標的治療
4.効果の判定法(Choi基準も含めて)の実際
5.バイオマーカー
6.新しい分子標的薬―mTOR阻害薬: エベロリムス―
7.New Target紹介(基礎の最近のtopics)
8.New drug紹介
III.付録
RCC関連演題の一覧(ASCO 2009,AUA 2009,EAU 2009)
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