<< 一覧に戻る

座談会(Round Table Discussion)

てんかんケアのツール

井上有史松浦雅人池田昭夫亀山茂樹大塚頌子

Epilepsy Vol.1 No.1, 46-51, 2007

成人のてんかんケアにおける問題点 井上(司会) てんかんは合併症も多く, 心理的負荷の大きな疾患ですので多方面からのケアが必要です. ケアの範囲を表1に示しました. このようなケアを有効に, また効率的に行うためにどのようなツールがあるのか, また望ましいのかについて先生方のご意見をうかがっていきたいと思います. まず, ケアすべき状態について, 現状ではどのような問題がありますでしょうか. 松浦 私は総合病院の精神科でてんかん外来を長年行ってきました. てんかんケアの前提には正しい診断が必要ですが, 誤診が非常に多いという印象があります. 誤診が多い理由としては, 患者さん本人が発作を客観的に把握できないこともありますが, 病歴聴取がおざなりなのではないかということ, 脳波が必ずしも正しく評価されていないということがあると思います. 精神科医は問診のスペシャリストであり, また脳波の診断にもかかわることが多いので, 精神科医の果たす役割は大きいと考えています.

記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。

メールアドレス

パスワード

M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。

新規会員登録

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る