新刊
特集 主役となる補体
C1qファミリー分子の神経系における機能
掲載誌
Pharma Medica
Vol.42 No.4 32-35,
2026
著者名
柚﨑 通介
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
精神疾患
/
神経疾患
/
その他
診療科目
神経内科
/
精神科
/
その他
媒体
Pharma Medica
Key Words
補体
/
シナプス形成
/
シナプス可塑性
/
認知症
/
てんかん
C1qファミリーは、C末端に補体と同様の球状C1q(gC1q)ドメインを有するタンパク質であり、ヒトでは33のタンパク質からなる。C1qグループはアディポカインとして脂肪細胞や肝臓で合成され、Cblnグループに属するC1qlサブファミリーやCblnサブファミリーは神経系で高発現する。さらにCollagen VIIIのように細胞外基質の構成分子も含まれる。このようにC1qファミリーには多様な分子が含まれ、神経系・代謝系・免疫系を越えた多臓器において機能するが、いずれもgC1qドメインがもつ多量体形成能とパターン認識機能が機能の発現に重要な役割を果たしている。本稿では、近年、精神神経疾患との関連性で話題が多いC1qサブファミリー、そしてシナプス形成分子Cblnサブファミリーについて概説する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

