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実験講座

電子顕微鏡を用いた組織細胞化学

和栗聡

Surgery Frontier Vol.13 No.3, 75-79, 2006

免疫電顕法を使うと, 目的分子の局在を電子顕微鏡レベルで特定することができる. その解像度は光学顕微鏡ではどうしても克服できない領域である. 一般の研究者にはなじみが薄いかもしれないが, その手法自体はほぼ確立しており, 多くの解説書が世に出ている. 本技術のポイントは, いかに抗原性を損なわず, かつ微細形態を保持するかにある. 大きくpost-embedding法とpre-embedding法に分かれるが, 両者の違いは免疫反応と包埋操作の順序である. この2つの手法の長所, 短所を理解すると応用が利くようになる. 本稿では, 免疫電顕法を考えている, あるいは実際にこれから始めるビギナーを対象として, 最低限必要と思われる事項を解説する. ポストゲノム時代に入り本解析の必要性は確実に増加しており, 検討価値の高い技術と認識してほしい.

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