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再びコレステロールを考える

日本におけるLDLコレステロール低下の大規模試験が虚血性心疾患の低下をもたらしたか? そして総死亡率の低下に結びついたか?

寺本民生

The Lipid Vol.18 No.3, 39-45, 2007

日本におけるLDLコレステロール(LDL-C)低下療法としてKLIS(Kyushu Lipid Intervention Study)やPATE(Pravastatin Anti-atherosclerosis Trial in the Elderly)という研究があるが, いくつかの問題点をもちながら, LDL-Cを低下させることにより脳梗塞を含めた心血管イベント抑制効果があることを証明した. MEGA(Management of Elevated Chole-sterol in the Primary Prevention Group of Adult Japanese)Studyは本格的な無作為化大規模臨床試験であり, KLISやPATEのもっていた問題点を払拭した形で, 虚血性心疾患や脳卒中, 総死亡を抑制することを示した. 従来, 欧米において高リスクの患者にみられていた脳卒中や総死亡抑制が, リスクが低いと考えられるわが国でも証明されたことは大変意義のあることである.

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