医療における人工知能(artificial intelligence:AI)の応用が進み、消化管内視鏡分野で病変の検出や鑑別の補助を行う内視鏡AIの開発が行われていることは、今や医療業界では周知の事実となっている。医療が発達した現代でも消化管がんの死亡者数は世界のがん死亡者数全体の約21%(2022年統計)と報告されており1)、死亡者数のみならず臓器温存性の観点からも早期発見が望ましいとされる。筆者らは消化管がんの見逃しゼロを掲げ、株式会社AIメディカルサービス(以下、AIM社)を立ち上げ、2023年12月に観察者が胃粘膜から発生する上皮性腫瘍(腺腫、粘膜層または粘膜下層にとどまっている早期胃がん)を疑う病変検出することを支援するgastroAI™ model-Gを開発し厚生労働省より承認された。