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わが国における最近の糖尿病メガスタディ

Japan Diabetes Complications Study:JDCS

曽根博仁山田信博

Diabetes Frontier Vol.19 No.5, 601-607, 2008

「はじめに」 2型糖尿病とその合併症の病態には個体差がみられるが, 同様に人種・民族差も存在する1)-3). たとえば東アジア人糖尿病患者は, 欧米人患者と比較すると, 腎症や透析導入の頻度が高いわりに冠動脈疾患発症率は低い1)2). 糖尿病の大規模臨床研究の多くが欧米で行われてきたため, 現行の治療ガイドラインは, 主に欧米人患者のエビデンスをよりどころとしているが, それらが東アジア人糖尿病患者にも当てはまるという保証はない. 一方, 東アジア人糖尿病患者を対象にした大規模臨床研究も増えつつあるものの, まだ十分ではない状況である. 「I. JDCSの概要」 JDCSは日本人2型糖尿病患者を対象にした大規模臨床介入研究で, (1)糖尿病専門施設に通院する日本人2型糖尿病患者の病態や診療状況について前向きに調査すること, (2)生活習慣改善を中心とした強化治療が, 2型糖尿病患者の予後を改善するか検討すること, を目的としている4).

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