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眼と内科疾患

眼によいサプリメント

永井紀博永井香奈子

Pharma Medica Vol.26 No.9, 43-46, 2008

「はじめに」近年, 目の老化や加齢性眼疾患のリスクを減らすという予防医学的な見地からサプリメントが注目されている. 本稿では失明につながる加齢性の網脈絡膜疾患である加齢黄斑変性に着目して, 加齢黄斑変性の分子生物学的機序, サプリメントの疫学的・分子生物学的根拠について解説する. 「I. 加齢黄斑変性」「1. 加齢黄斑変性とは」加齢黄斑変性は欧米諸国における失明原因の首座を占め, 網膜の中心に位置する黄斑に変性をきたす網脈絡膜疾患である. 黄斑には網膜視細胞が最も密に存在し, 視力は主に黄斑機能に依存する. 加齢黄斑変性はわが国でも増加しており, 失明原因の第4位(2006年)となっている. 加齢黄斑変性は萎縮型, 滲出型に分類される. 萎縮型では網膜色素上皮の萎縮, 視細胞の変性, 網膜下の黄白色沈着物であるドルーゼンがみられる. 滲出型はより進行した病態で, 脈絡膜由来の新生血管が黄斑の網膜下に侵入した脈絡膜血管新生を特徴とする.

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