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肝癌up to date

治療 肝切除

中山壽之高山忠利

Pharma Medica Vol.25 No.6, 51-54, 2007

「はじめに」肝細胞癌に対する肝切除の適応は, 腫瘍条件と肝機能条件のバランスのうえに立って決定される1). 癌の根治性を追求するあまり肝予備能以上の過大切除を施行すれば, 肝不全に陥る可能性があり, 安全性を考慮するあまり癌進展に満たない過小切除を施行すれば, 早期再発のリスクが高い. したがって, 肝切除許容範囲内で腫瘍進展に見合った至適な術式を選択することが重要である2). I. 肝機能条件 原発性肝癌取扱い規約(第4版)では, 肝機能の全体的な評価方法として肝障害度(liver damage)が設定されている3). 腹水, 血清ビリルビン値, 血清アルブミン値, ICG15分値, プロトロンビン活性値の5項目からなり, 3期に分類されている. 一般的に肝切除の適応は肝障害度A(Bの一部)の症例であり, Cの症例は適応禁忌である.

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