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肝癌up to date

診断 画像診断

吉川淳松井修

Pharma Medica Vol.25 No.6, 29-33, 2007

「はじめに」肝癌画像診断の中心となる超音波, CT, MRIは装置の改良, 新しい撮像・造影法が一般病院に広く普及し, 安定した良好な画像と診断能が得られるようになっている. ここでは各診断法における近年の進歩の概要, および侵襲的ではあるがいまだ肝細胞癌の精密診断法として有用な動注CTについて概説する. I. 超音波 外来患者のスクリーニングから質的診断, ラジオ波焼灼療法(RAF)などの治療のガイドとして広く使用されている. 1999年から臨床導入された静脈投与可能な超音波造影剤(ガラクトース・パルミチン酸混合物)および撮像モードの改良によって, 死角の問題はあるが他の画像診断法にくらべ格段に高い空間・時間分解能をもつ1). 近年では, 術前に造影CTで肝実質の空間データを確保しておき, 超音波断層像と同一断面をCT-MPR像としてリアルタイムに表示させることが可能なReal-time Virtual Sonography(RVS)が開発され, さらに高精度な穿刺誘導が可能となっている2).

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