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M-Review

State of the art 大腸癌低侵襲手術の新たな展開を目指して

SILS

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掲載誌
大腸がんperspective Vol.2 No.3 24-30, 2015
著者名
竹政伊知朗 / 水島 恒和 / 土岐 祐一郎 / 森 正樹
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
一般外科 / 消化器内科 / 手術・救急 / 消化器外科
媒体
大腸がんperspective

「Summary」さらなる低侵襲性・整容性の向上を目指し,通常の腹腔鏡手術:MPLS(multiple port laparoscopic surgery)の手術創を少なく・小さくして腹壁破壊をなるべく低減させる単孔式手術:SILS(single incision laparoscopic surgery)が開発され徐々に普及してきた。優れた整容性や術後疼痛の軽減が期待され,良性疾患ではMPLSとの前方視的なRCT(randomized clinical trial)が施行されるようになった。一方,大腸切除術にSILSを適応するためには,安定した術野の確保,鉗子操作の干渉軽減,適切なカウンタートラクションの保持,腸管の適切な切離・吻合など技術的克服点もまだ多く残っている。さらに大腸癌に対してこの術式を安全・確実に遂行するためには,外科的のみならず腫瘍学的な妥当性の確保が不可欠であり,手術成績や周術期の短期成績だけでなく予後を含めた長期成績の評価が必要な段階となってきた。
「Key words」大腸癌,低侵襲手術,単孔式,SILS(single incision laparoscopic surgery),RPS(reduced port surgery)

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

大腸がんperspective2015年7月号(Vol.2 No.3)

大腸癌の診断・治療に携わる外科・内科・内視鏡・放射線・病理等の医師を読者対象とし,大腸癌を外科医や内科医のみの視点でなく,総合的な観点から検討された情報の発信を目的とした雑誌です。診断や治療の進歩のみならず,分子生物学,遺伝子,病理,などを含めて,基礎研究から臨床への橋渡しを行い,さらには,海外の基礎研究・臨床のトピックスを同時並行的に伝えるべく,国際的な視点をもった雑誌を目指しています。

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