Depression Research Update
気分障害のバイオマーカーとしての血清中グリア細胞株由来神経栄養因子(GDNF)に関する多施設共同研究
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- 掲載誌
- DEPRESSION JOURNAL Vol.9 No.1 26-27, 2021
- 著者名
- 井手本啓太
- 記事体裁
- 連載 / 抄録
- 媒体
- DEPRESSION JOURNAL
双極性障害(BP)と大うつ病性障害(MD)とを正確に鑑別することは難しく,初診から正しい診断に至るまで4年かかるとの報告もあり,1)早期の鑑別診断を可能とする診断バイオマーカーの開発が望まれています.一方で,気分障害の病態生理に複数の神経栄養因子が重要な役割を果たしていると報告されており,近年ではグリア細胞株由来神経栄養因子(GDNF)が注目されています.しかしながら,血清GDNF値はBPやMDの抑うつ状態で低下するとの報告はあるものの,評価は一定していません.そこで,BPとMD患者を対象に血消GDNF値を測定し,臨床症状や薬物治療反応性との関連を検討したのが本研究です2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
