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糖尿病性軀幹神経障害を呈した2型糖尿病患者の症例報告
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- 掲載誌
- DIABETES UPDATE Vol.3 No.4 28-32, 2014
- 著者名
- 神谷 英紀 / 藤谷淳 / 中村 二郎
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 糖尿病 / 神経疾患
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 麻酔科
- 媒体
- DIABETES UPDATE
「はじめに」糖尿病性軀幹神経障害(diabetic truncal radiculoneuropathy:DTRN)は糖尿病性神経障害の病型分類において,糖尿病性筋委縮症とともに多巣性神経障害に分類される稀な病型である1)。その成因としては虚血,神経節炎が考えられているが2),いまだ正確な機序は不明のままである。症状としては比較的急性に胸腹部の疼痛や腹筋の筋力低下を自覚し,しばしば体重減少を伴う。また経過とともに体幹に分節状の疼痛やしびれ感,および感覚障害をきたす。治療としては,血糖コントロールに加えた対症療法が主体で,非ステロイド系抗炎症薬(non-steroidal anti-inflammation drugs:NSAIDs)および抗てんかん薬が中心となる。予後としては,数ヵ月~1年の経過で症状は軽快もしくは寛解する症例が多いものの3),種々の薬剤投与でも疼痛管理が難しい症例も時に存在する。経皮吸収型フェンタニルは慢性疼痛に対しての使用が適応承認され,種々の疼痛に対して使用できるようになった。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
