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M-Review

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問 るい痩と呼吸困難を主訴に来院し,HIV感染症,ニューモシスチス肺炎(PCP)と診断された男性。PCPは治療導入し改善傾向となったが,気管支鏡検査と胸部CT上でPCPだけでは説明できない所見を認めた。PCP以外の診断は?

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掲載誌
HIV感染症とAIDSの治療 Vol.6 No.2 60-63, 2015
著者名
青木孝弘
記事体裁
症例 / 抄録
疾患領域
呼吸器 / 血液 / 感染症
診療科目
呼吸器内科 / 血液内科
媒体
HIV感染症とAIDSの治療

【症例】
45歳,男性
主訴:るい痩,発熱,呼吸困難。
現病歴:入院9ヵ月ほど前よりるい痩が徐々に進行しており,入院半年前より間欠的に呼吸困難と発熱が出現していた。その後,徐々に下痢が増悪し,さらにるい痩が進行してきたため家族に勧められて近医で精査したところ,HIVスクリーニング検査陽性と判明した。胸部の多発異常陰影,食道カンジダ症も判明したため,前医入院となった。
身体所見:意識レベル GCS E4V4M6,体温37.4℃,血圧 128/89mmHg,脈拍数 75回/分,呼吸数 16回/分,SpO2 99%(室内気)。
検査所見:<血算>WBC 4.53×103/μL(Neu 89.0%,Lym 5.0%),Hb 10.9g/dL,Plt 18.3×104/μL。
<生化学>Alb 2.5g/dL,T-bil 0.85mg/dL,γ-GTP 48IU/L,LDH 480IU/L, AST 49IU/L,ALT 16IU/L,BUN 11.4mg/dL,Cr 0.59mg/dL,Na 132mEq/L,K 3.2mEq/L,CRP 0.19mg/dL。
<尿所見>特記なし。
<感染症>HBsAg陽性,HCVAb陰性,RPR陰性,TPHA陽性,トキソプラズマIgG抗体陰性,クリプトコッカス抗原陰性,アスペルギルス抗原陰性,サイトメガロウイルス アンチゲネミア 2/3,QFT陰性,β-D-グルカン 919pg/mL。
<HIV>CD4 52/μL(22.9%),HIV-1 RNA 6.8万copies/mL。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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