本文へ移動
M-Review

肝癌の予後に影響する病態・合併症

肝癌とサルコペニア

購入する

販売サイト「MeReBo」へ


掲載誌
The Liver Cancer Journal Vol.7 No.1 26-31, 2015
著者名
坂口達馬 / 海堀昌樹
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / 癌 / 栄養管理
診療科目
リハビリテーション科 / 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
The Liver Cancer Journal

「Summary」加齢に伴う骨格筋減少をサルコペニアと呼び,最大酸素消費量や糖代謝,インスリン感受性といったエネルギー代謝を低下させる事象である。加齢に加え,慢性肝疾患患者においては蛋白質・エネルギー低栄養状態を来しやすく,サルコペニアは最もよく認められる合併症となっている。骨格筋量は肝硬変患者における適切な栄養評価の指標であるのみならず,近年では肝癌の予後や術後合併症と深く関わることが明らかにされている。サルコペニア発生の機序に関しては未解明な部分が多く,さまざまな評価法が存在しているものの統一された診断基準はない。また,サルコペニアに対してさまざまな介入,治療が行われ始めているが,サルコペニア自体を改善させることには困難が伴う。しかしながら,総合的な栄養・運動療法の施行は,肝癌患者の予後改善に貢献できるものと考えられている。肝癌とサルコペニアの関連について述べる。
「Key words」肝癌,サルコペニア,蛋白質・エネルギー栄養障害,栄養療法,運動療法

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

The Liver Cancer Journal2015年3月号(Vol.7 No.1)

肝癌に関する最新の研究動向から実地診療におけるノウハウまで,研究者・臨床家の叡智を結集して,質の高い最新情報を提供する日本初の肝癌に特化した学術専門雑誌。

購入する

販売サイト「MeReBo」へ