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術前化学療法と病理像

掲載誌
胃がんperspective Vol.6 No.4 28-31, 2013
著者名
桑田 健
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
胃がんperspective

化学療法の進歩により, 今後は化学療法後に外科的切除される胃癌症例も増加すると予想される. 本稿では化学療法により胃癌に生じる組織学的変化と, その所見に基づく組織学的治療効果判定について解説する. 「はじめに」 多剤併用化学療法や分子標的治療薬の進歩により, 今後は術前化学療法(NAC)や化学療法により切除可能となる症例も増えると予想される. 本稿では, NACにより胃癌組織に生じる変化と, それを指標とした組織学的治療効果判定について述べる. 「化学療法による組織学的変化」 血管新生など間質細胞を標的にするような一部の分子標的治療薬を除き, 化学療法の標的は癌細胞であり, 胃癌組織において化学療法後に最初に生じる変化は癌細胞の変性である. 化学療法薬に感受性を示す腫瘍細胞は核の膨化や凝集といった細胞変性像を示し, その後壊死に陥る(図1, 2). 変性・壊死に陥った癌細胞により周囲組織には炎症反応が引き起こされ, 好中球などの炎症細胞浸潤や浮腫, 肉芽組織の形成といった急性期炎症に類似の所見を示す(図3).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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