座談会(Round Table Discussion)
胃癌化学療法の個別化は可能か
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- 掲載誌
- 胃がんperspective Vol.4 No.2 5-13, 2011
- 著者名
- 吉田 和弘 / 谷川允彦 / 市川度 / 中島貴子 / 落合淳志
- 記事体裁
- 座談会・対談 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
- 媒体
- 胃がんperspective
JCOG 9912試験およびSPIRITS試験の治療成績の結果から,進行・再発胃癌に対する標準治療として,TS-1+シスプラチン(CDDP)療法が確立した。しかしひとりひとりの患者には個体差がみられるため,個々の患者に適した胃癌化学療法には個別化治療が求められている。ToGA試験によってHER2陽性胃癌に対するトラスツズマブの有用性が示され,胃癌の実臨床において個別化治療が始動しつつある。日本で実施されたJCOG 9912試験,SPIRITS試験,TOP002試験,START試験のデータが出揃った今,サブセット解析から標的病変や組織型など臨床病理学的因子による個別化治療が可能であることが示唆されるようになってきた。さらにACTS-GC試験の登録症例では,遺伝子や蛋白等の多数のバイオマーカーを用いた解析も進んでいる。そこで本座談会では個別化をテーマに,抗癌剤感受性試験,効果予測および予後予測バイオマーカーの研究について,現状とその展望を議論した。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
