日本臨床眼科学会
第68回日本臨床眼科学会「重症多形滲出性紅斑の眼後遺症に対する補助具としてのコンタクトレンズの開発」外園千恵,山内直樹,前田宗俊,他
2014年11月13日(木)~16日(日) 神戸ポートピアホテル/神戸国際展示場
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- 掲載誌
- Frontiers in Dry Eye Vol.10 No.1 24, 2015
- 著者名
- 小川 護
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 眼疾患
- 診療科目
- 眼科
- 媒体
- Frontiers in Dry Eye
Stevens-Johnson症候群および中毒性表皮壊死症は高度の視力障害とドライアイを発症する。これらの眼後遺症を有する患者の補助具として,新規デザインのハードコンタクトレンズ(HCL)を開発するという画期的な試みである。従来,強膜レンズとしてはボストンレンズ1)が以前より知られており,直径23 mmの角膜輪部を超え眼球前方1/4を覆うレンズであり,比較的高い酸素透過率を持ち,かつレンズ下に人工涙液を貯留するスペースがあるものの涙液交換は期待できなかった。また,装用後の異物感,乾燥感は従来のHCLに比べ軽度で日常的に問題なかったが,装用方法が異なるため装用練習に時間的,精神的負担がかかっていた。今回のレンズは直径13~14 mmで不正な角膜全体を覆い,自然瞬目時にレンズ下で涙液が交換できる新しいデザインのHCLを作成した。涙液は輪部付近に溜まり,涙液交換が行われるため瞼球癒着がある場合でも疼痛を伴うことがあるが使用可能である。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
