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M-Review

特集 呼吸器疾患と血管病変

肺癌とEGFR-TKI

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掲載誌
Angiology Frontier Vol.11 No.3 29-35, 2012
著者名
熊谷 融 / 今村 文生
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 癌
診療科目
呼吸器内科 / 一般外科 / 腫瘍内科
媒体
Angiology Frontier

「Summary」本邦において, 最初の上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)であるゲフィチニブが承認されて10年になる. 承認後, EGFR-TKIによる重篤な薬剤性肺障害, EGFR-TKIの効果予測因子であるEGFR遺伝子変異が明らかにされた. その後, このEGFR遺伝子変異がどのようなシグナル異常をきたすのかが解析され, また, この遺伝子変異によって肺癌が発生することが動物実験モデルで明らかにされた. さらに, EGFR-TKI耐性化機構などが解明されつつある. 本稿では以上の経過の概略やEGFR-TKIの使用法などについて触れ, さらにEGFR-TKI耐性化検出, 特に癌細胞由来の血漿DNAを用いたEGFR-TKI耐性化機構の新たな検出法についても触れたい. 上皮成長因子受容体(epidermal growth factor receptor; EGFR)は, erbB受容体ファミリーに属する1)-3). EGFRは, リガンドが結合することによりホモダイマー化, あるいは他のerbB受容体とヘテロダイマー化をきたして下流に種々のシグナルを伝達する起点となる2)3).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Angiology Frontier2012年9月号(Vol.11 No.3)

○ 末梢循環をめぐる基礎,臨床研究の進展などの最新の話題を臨床の第一線の現場に提供します。

○ 具体的な症例などを紹介し,臨床現場ですぐにお役立ていただける情報を提供します。

○ 診療科を問わずあらゆる「末梢循環障害」に関する情報を提供することで,それぞれの他科に対する相互理解を助けます。

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