【特集 AKI(急性腎障害)に関する話題】
造血幹細胞移植とAKI
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.11 No.4 34-39, 2012
- 著者名
- 安藤稔
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 腎臓 / 血液
- 診療科目
- 腎臓内科 / 泌尿器科 / 血液内科 / 麻酔科 / 手術・救急
- 媒体
- Nephrology Frontier
「SUMMARY」造血幹細胞移植は, 造血系悪性腫瘍の根治療法として画期的なものである. しかしその一方で, 造血幹細胞移植においては細胞毒性の強い抗腫瘍薬や免疫抑制薬を大量に投与しなければならない側面を持ち, それにかかわる重篤な副作用や合併症(臓器障害と感染症)を如何に管理できるかが成功率を決定する. 多くの合併症のなかでも, 造血幹細胞移植後急性腎障害(AKI)は患者の生命予後を左右する重要なものの1つである. しかし, 我が国ではその発生頻度, 関連因子, 生命予後などに関しての研究は極めて少ない. 本稿では, 都立駒込病院血液内科の移植患者データを中心に, 造血幹細胞移植後AKIの臨床病像を最新の情報に基づいて記述した. 「I はじめに」造血幹細胞移植(hematopoietic stem cell transplantation: SCT)は1950年代後半に米国で開始され, 我が国では1970年代から徐々に実施され始めた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
