座談会(Round Table Discussion)
花粉曝露室のエビデンス~花粉症治療薬の評価に有用な花粉曝露室~
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- 掲載誌
- 鼻アレルギーフロンティア Vol.13 No.2 7-15, 2013
- 著者名
- 榎本雅夫 / 岡本 美孝 / 橋口一弘
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- アレルギー・免疫 / 耳鼻科疾患
- 診療科目
- アレルギー科 / 耳鼻咽喉科
- 媒体
- 鼻アレルギーフロンティア
「花粉曝露室の概要」「1. 花粉曝露室とは」[榎本] 花粉曝露室は, 自然曝露のアレルギー反応と同じ症状を被験者に再現させることができる実験室です. 日本には4ヵ所あり, 最小で12人, 最大で50人収容できる広さです. また, 海外には最大で160人収容できる大きな施設があります. これらの花粉曝露室には人工的に花粉を飛散させるためのファンやダクトがついており, 一定量の花粉をいつでも均一に室内に飛散させることが可能です. 室内の温度, 湿度だけでなく, 散布花粉量も調整可能で, 定期的にモニタリングできます. そのため, 薬剤の効果発現時間や持続時間など, 研究の目的に合わせた試験デザインが可能です. また, 室内には机や椅子, TVモニターなどが置いてあることが多く, 被験者が一定時間を室内で過ごせるように工夫されています(表1). 曝露室と前室の間にはエアシャワー室があり, 被験者の入退室時の付着花粉の除去に配慮しています(図1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
