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M-Review

【特集 ニューロステロイド】

ニューロステロイドの作用機序―プロゲステロン受容体膜成分1型(PGRMC1)の構造と機能―

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掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.24 No.2 21-29, 2017
著者名
末松誠 / 加部泰明
記事体裁
抄録
疾患領域
癌
診療科目
産婦人科 / 神経内科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Key Words
heme stacking / carbon monoxide / EGFR / cytochrome P450 / 癌 / 認知症

Progesterone receptor membrane component type-1(PGRMC1)は脳に高発現する機能未知のヘム蛋白質であった。近年われわれはその結晶構造解析を高分解能で行い,PGRMC1はヘムが結合するとヘム同士のスタッキングによって2量体を形成し,ステロイド合成や薬物代謝に関わるcytochromeP450や細胞増殖に関わる上皮成長因子受容体(epidermal growth factor receptor;EGFR)と結合することによって多彩な細胞機能制御を行うことを見出した。また生理的レベルのCO はヘムのスタッキングを抑制するため,2量体の解離をもたらし,機能抑制を惹起する。癌増殖の制御,認知症モデルにおける役割などPGRMC1の機能について最近の知見を概説する。
「KEY WORDS」heme stacking,carbon monoxide,EGFR,cytochrome P450,癌,認知症

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY2017年6月号(Vol.24 No.2)

本誌は,現在,飛躍的な進展をみせている国内外のホルモン研究の最前線と,生殖医学の実践にいかに導入するかを,平易なレビュー形式で紹介。臨床医家が「女性ホルモン」研究にあたって参考となるような情報を網羅し,わかりやすい解説を目ざしている。

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