本文へ移動
M-Review
全文記事

印象に残る喘息症例

―小児科編―

購入する

販売サイト「MeReBo」へ


掲載誌
喘息 Vol.23 No.2 124-125, 2010
著者名
西間三馨
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
呼吸器 / アレルギー・免疫 / 小児疾患
診療科目
アレルギー科 / 小児科
媒体
喘息

「先生, 貴美さんのところにお参りに行きませんか」 内科にかかっている杉本君が, 病院の廊下でばったりと会った途端に話しかけてきた. 「そうだなあ, 十三回忌にも行けなかったし. ところで誰達と行こうか」「美紀ちゃんとか, 上条さんとかどう?」「じゃ, 連絡しといてよ. そして, 貴美さんの家にも電話入れて, お母さんがその日にいるか確認しといて」 こういうことで, 私と杉本君, 美紀ちゃん, 上条さんの4人で26歳で早世した貴美さんの家にお参りに出かけることになった. 私と一緒に行く3人物プロフィールは, 杉本君:小学校高学年の時が初診であった. 乳児期の重症肺炎で左肺は荒蕪肺となり, 右も気管支拡張症を残し, 気道感染を繰り返して労作時呼吸困難が出ていた. 肺活量は40%前後で, 病巣源の左肺の全摘術を行うのに外科医, 麻酔科医, そして私も躊躇していた. 彼の父親は私の先輩の医師であったので, 「お父さん, 『手術する』と言って下さいよ」と促したのだが, 「主治医のあなたが決めて下さいよ」と誰もが手術のゴーサインを出し渋っていた.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
喘息2010年10月号(Vol.23 No.2)

本誌は,喘息の病因から治療にわたる諸問題を臨床家の視点から把握しようとした,わが国に類をみない学術専門誌である。

創刊以来,毎号,特集形式で喘息に関する最新の基礎的研究および臨床的知見を分かりやすく解説し, 臨床の場において高い評価を得ている。さらに執筆者には, 第一線で活躍中の専門医, 新進気鋭の医師を配している。

購入する

販売サイト「MeReBo」へ

【特集 気管支喘息のフェノタイプについて】

座談会(Round Table Discussion)