近年,造血器腫瘍診療の進歩はめざましく,新規の治療薬や治療法が次々と臨床の現場に導入される一方で,使用法や副作用をめぐるこれまでにはなかった問題点も新に生じてきている。本誌は,常にアップデートされていくエビデンスの中から臨床の現場に直結した最新情報を厳選し,視覚的効果を駆使しつつ「分かり易く」のコンセプトのもと一歩先のトレンドを指し示す。
○Visual View 目で見るメカニズム
低悪性度B細胞リンパ腫の発生と分類/中村直哉
○Round Table Discussion
低悪性度B細胞リンパ腫診療の現状と展望/(司会)飛内賢正 /(出席者)永井宏和 /中村直哉 /新津 望
○Person 人と研究
・新規白血病幹細胞治療ターゲット分子TIM-3の同定/菊繁吉謙
・MLL融合遺伝子によるEvi1の発現制御機構/荒井俊也
○Controversy アンケート調査
再発濾胞性リンパ腫におけるサルベージ療法/宮脇修一
○Clinical Interface 病院紹介
公益財団法人慈愛会今村病院分院/宇都宮與
○Laboratory Techniques
連載スタートにあたって/通山 薫
第1回:血球形態学検査―どこまで裁けるか/波多智子
○Around Hematological Malignancies
JAK2阻害薬/北中 明/下田和哉
○World Report
16th Congress of the European Hematology Association /織谷健司
11th International Conference on Malignant Lymphoma /鈴木律朗
○Forum
・初発,慢性期,慢性骨髄性白血病における最新の治療―DASISION試験の結果を受けて/(座長)黒川峰夫 /(演者)小椋美知則