大腸癌の診断・治療に携わる外科・内科・内視鏡・放射線・病理等の医師を対象とし,大腸癌を外科医や内科医のみの視点でなく,総合的な観点から検討された情報を発信し,診断や治療の進歩のみならず,分子生物学,遺伝子,病理,などを含めて,基礎研究から臨床への橋渡しを行い,さらには,海外の基礎研究・臨床のトピックスを同時並行的に伝えるべく,国際的な視点をもった雑誌を目指しています。
『大腸癌FRONTIER』休刊のご案内
平素より格別のお引き立てを賜り,厚く御礼申し上げます。
さて,雑誌『大腸癌FRONTIER』は,2008年の創刊以来5年にわたって,ご愛読者をはじめ各関係者の方々の温かいご支援のもとに発行してまいりましたが,諸般の事情により2013年12月号をもちまして,休刊させていただくことになりました。ここに謹んでご案内申し上げます。
読者の方々には5年にわたってご愛読いただき,誠にありがとうございました。
2013年12月
編集委員一同
株式会社メディカルレビュー社
■特集 炎症と大腸癌
SPECIAL ISSUES
○特集にあたって/渡邉聡明
○潰瘍性大腸炎発癌の病理/小林俊介 ほか
○潰瘍性大腸炎発癌の診断・サーベイランス/田中潤一郎 ほか
○潰瘍性大腸炎発癌の治療/荒木俊光 ほか
○クローン病発癌の病理/八尾隆史
○Crohn病発癌の診断・癌サーベイランス/杉田 昭 ほか
○クローン病発癌の治療/内野 基 ほか
○痔瘻癌の病理/菅井 有 ほか
○痔瘻癌の診断と治療/稲次直樹 ほか
○放射線性腸炎と放射線誘発大腸癌の病理/五十嵐誠治 ほか
○放射線腸炎による発癌の診断と治療/金光幸秀 ほか
(Column)
○炎症性腸疾患と発癌/光山慶一 ほか
REGULARS
○症例で学ぶ大腸癌顕微鏡アトラス
大腸の粘膜下腫瘍/二村 聡 ほか
○大腸癌の分子生物学
Dclk1は腫瘍幹細胞マーカーとなりうるか/中西祐貴 ほか
○FCC SPECIAL INTERVIEW この人に聞く!大腸癌最前線
高木 茂/島田安博
○Q&Aで綴るレジデント・ノート
・大腸ステントが2012年から保険収載されましたが,その有効性・安全性は?/斉田芳久
・「がん免疫療法」とはどんなものですか?/小川健治
○『大腸癌FRONTIER』編集部取材記事
・CRC Summit