内容紹介
本誌は,喘息の病因から治療にわたる諸問題を臨床家の視点から把握しようとした,わが国に類をみない学術専門誌である。
創刊以来,毎号,特集形式で喘息に関する最新の基礎的研究および臨床的知見を分かりやすく解説し, 臨床の場において高い評価を得ている。さらに執筆者には, 第一線で活躍中の専門医, 新進気鋭の医師を配している。
目次
■特集 喘息と気道炎症 Up-To-Date
・ヘルパーT細胞Up-To-Date/中島裕史
・好酸球性炎症Up-To-Date/加藤政彦
・好中球性炎症Up-To-Date/杣 知行
・気道のレジデント細胞による炎症調節Up-To-Date/神津 悠 ほか
・自然型アレルギーの気道炎症への関与/善本知広
・CD8+T細胞のアレルギー性気道反応への関与/宮原信明
・感染による気道炎症の修飾/濱野紗朱 ほか
・ストレスによる気道炎症の修飾/大野 勲
・喫煙による気道炎症の修飾/花岡正幸
・ステロイド抵抗性の機序Up-To-Date/加畑宏樹
■対談
・わが研究を語る―好酸球/永田 真/藤澤隆夫
■連載
・Pro/Con紙上討論:アレルギー児がペットを飼うことの是非について
・Proの立場から/赤澤 晃
・Conの立場から/大矢幸弘
・エディターズコメント/海老澤元宏
■インタビュー
・喘息におけるチーム医療・連携医療
―大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターにおける小児気管支喘息治療の連携/亀田 誠/関田 恵/嶋津史恵
■目でみるページ
・気管支喘息の気道炎症の客観的評価―呼気NOと喀痰検査―/西田光宏 ほか
BACK ISSUE
この雑誌の最新バックナンバー
喘息
2015年12月号(Vol.28 No.2)
特集 喘息急性増悪の病態と治療Up-To-Date/アレルギー診療のトータルアプローチ
喘息
2015年4月号(Vol.28 No.1)
特集 喘息治療とアドヒアランス/脂質メディエーターの基礎と臨床
喘息
2014年12月号(Vol.27 No.2)
特集 気管支喘息の自然歴とアウトグロー
喘息
2013年11月号(Vol.26 No.2)
特集 喘息バイオマーカーの最前線―呼気一酸化窒素濃度測定(FeNO)を中心に―