書籍
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2020.04.27 発売
膠原病に伴う間質性肺疾患 診断・治療指針2020
定価 4,950円(本体4,500円+税)
判型 A4判
ISBN 978-4-7792-2368-6
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内容紹介

膠原病において、間質性肺疾患は重要な予後因子であり、呼吸器科医、膠原病科医にとって克服すべき大きな課題である。「膠原病に伴う間質性肺疾患 診断・治療指針」は、この課題に対し、日本呼吸器学会、日本リウマチ学会が協力して取り組み、作成した診療指針である。

本診療指針の特徴は、各項目を、呼吸器科医と膠原病科医で担当し、協議の上で作成した点である。これにより、呼吸器科医にとっては、間質性肺疾患以外の膠原病の問題点や治療方針を確認でき、また、呼吸器科医の視点を膠原病科医に提供し、さらには、放射線科医、病理医も加わり、多分野からの視点を取り入れた指針を作成することが可能となった。間質性肺疾患の分野においては、多分野での協議が適切な診断や治療方針の決定に有用とされているが、今回の呼吸器科医と膠原病科医のコラボレーションは、間質性肺疾患の診療レベルを新たなステージへと導いてくれよう。

このように、膠原病に伴う間質性肺疾患の多分野における最新の知識知見を集約した本指針が、多くの会員の道標となり、本疾患に苦しむ患者さんの一助となることを祈念する。

(近藤康博「序文」より一部抜粋)

目次

第1章総論

1 Overview

2 画像

3 病理

4 評価

5 膠原病に伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)の治療目標

6 診療において重要な身体所見

7 血液自己抗体検査

第2章各論

1 多発性筋炎/皮膚筋炎

2 全身性強皮症

3 関節リウマチ

4 シェーグレン症候群

5 混合性結合組織病、オーバーラップ症候群

6 全身性エリテマトーデス

7 ANCA関連血管炎

8 Interstital pneumonia with autoimmune features(IPAF)

9 進行性フェノタイプを示す慢性線維化性間質性肺疾患(進行性線維化を伴う間質性肺疾患)

第3章合併症

1 肺高血圧症

2 呼吸器感染症

3 嚥下障害、誤嚥

第4章治療薬

1 ステロイド

2 免疫抑制薬

3 生物学的製剤、JAK阻害薬、免疫グロブリン大量静注療法

4 抗線維化薬

第5章薬物療法以外

1 アフェレシス療法

2 エンドトキシン吸着療法

3 人工呼吸管理

4 肺移植

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