書籍
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2016.11.01 発売
京大病院 院内事故調査の指針―医療安全管理部における対応の実際
定価 3,850円(本体3,500円+税)
発行形態 B5判 / 116ページ
ISBN 978-4-7792-1712-8
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内容紹介

「ほかの医療機関では、医療事故調査に対してどのように取り組んでいるのだろう・・・?」

「データや事実などの根拠に基づいた分析・評価」とともに「医療者間、医療者・患者間のコミュニケーションの重要性」を根幹とする、京都大学医学部附属病院の「院内事故調査の指針」をそのまま単行本化。医療事故の届出から遺族への説明、調査委員会の準備や調査報告書のまとめ方など、調査における実際の流れが具体的に理解できる。さらに、単行本化にあたり加筆された欄外の注釈やQ&Aも参考になる。医療事故調査制度の対応に悩む多くの医療安全管理者への指南書となる一冊。

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目次

[1]医療事故の届出

1-1医療事故(死亡またはそれに準じる事例)の判断

1-1-1「医療事故」判断の原則と京大病院での仕組み

1-1-2京大病院において迅速な報告を求める事例

1-1-3死亡(急変)事例発生時の現場スタッフの対応


1-2医療事故調査・支援センターへの届出に該当するか否かの判断プロセス

1-2-1医療事故の判断

1-2-2医療に起因する死亡

1-2-3「予期」に関する判断プロセス

1-3医療事故調査・支援センター(日本医療安全調査機構)以外への届出


[2]遺族への説明

2-1医療事故調査の過程での患者遺族とのコミュニケーション

2-2医療事故の遺族への説明事項

2-2-1医療法と厚生労働省令および厚生労働省通知に示された説明内容

2-2-2説明の具体的内容

2-2-3死亡時画像診断および病理解剖の費用


2-3調査結果の遺族への説明について

2-3-1病院側説明者

2-3-2遺族説明の際の文書の扱いについて

2-3-3報告後の遺族とのコミュニケーション


[3]医療事故調査委員会

3-1院内調査開始

3-1-1死亡事故発生後の調査方法

3-1-2現場の保全

3-1-3事実経緯のまとめ

3-1-4関係者からのヒアリング

3-2事故調査委員会開催の準備

3-2-1外部専門家選定

3-2-2議事次第・資料の作成

3-2-3報告書作成担当

3-2-4院内事故調査の遺族との窓口


[4]医療事故調査報告書作成手順

4-1表紙

4-2目次

4-3調査報告書の各章

4-3-1調査報告書の位置づけ・目的

4-3-2調査方法

4-3-3調査結果

4-3-4再発防止策

4-3-5事故調査委員会の構成

4-3-6関連資料


[5]支援団体としての京大病院の位置づけ

5-1支援団体の役割

5-2京大病院が構成員として参加している支援団体

5-3支援団体の業務(総論)

5-3-1法律で規定される支援団体の役割

5-3-2医療事故の判断の支援

5-3-3医療事故調査の支援

5-4京大病院が提供する支援(各論)

5-4-1京大病院の窓口

5-4-2京都府医師会⇔京大病院の支援要請手順(概略)

5-4-3医療事故の判断に関する支援

5-4-4院内調査の助言(方法に関するもの)

5-4-5病理解剖の支援手順

5-4-6死亡時画像診断(院外用)の支援手順

5-4-7当該医療機関から解剖センターへの遺体搬送の手順

5-4-8京都大学医学部総合解剖センター地図

5-4-9専門家の派遣(調査委員)

5-4-10支援終了後の対応について

5-5京都大学における支援情報の取扱について

5-5-1医療事故情報の取扱の基本指針

5-5-2各部署における情報の取扱


[6]資料

6-1京都大学医学部附属病院医療事故(事例)調査委員会規程

6-2京都大学医学部附属病院医療安全管理委員会規程

6-3京都大学医学部附属病院危機管理会議内規

6-4京都大学における病理解剖の依頼手順(院内用)

6-4-1病理解剖実施における注意事項

6-4-2担当医による解剖の依頼方法

6-4-3解剖終了後の遺体搬送について

6-5京都大学における死亡時画像診断の依頼手順(院内用)

6-6参考となる資料・文献

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