やぶ医者診断キャッチ

やぶ医者診断キャッチ

やぶ医者診断ロゴ

「やぶ医者」の語源は幾つかありますが、そのうちの一つに「養父の名医」説があります。本来、名医を表す語で、江戸時代はのことを尊敬して「やぶ医者」と呼んでいたとする説です。
但馬の養父(兵庫県養父市)に 死にそうな病人を治すがいて、その評判から多くの弟子が集まり、その名医の弟子と言えば病人や家人から信頼されたそうです。しかし弟子ではないのに“養父医者” を名乗る者が現れ、いつの間にか“やぶ医者” は下手な医者を意味するようになったそうです。
本コーナーでは、やぶ医者を患者や家族から信頼の篤い名医の意味と捉え、診断結果で点数が高い人ほど、優秀なやぶ医者と判定されます。

診断のやり方アイコン診断のやり方

選択肢で回答していくと診断結果が表示されるクイズ形式コーナーです。2~3分程度で診断結果が出ます。
全問に回答いただくと、最後に正答・解説をご覧いただけます。

8

ヒートショック

髙橋 利之 先生
たかはしハートクリニック 院長

第8回 ヒートショック

ヒートショックは、「温度の変化により体がダメージを受けること」(デジタル大辞泉、小学館)、「急激な温度差環境が健康に及ぼす悪影響」(現代カタカナ語辞典、旺文社)と定義されており、入浴時などに心筋梗塞や脳卒中による突然死を引き起こす要因の一つであると考えられています。今回の企画では、ヒートショックの病態生理、臨床、予防法などについて、できるだけ分かりやすく説明したいと思います。

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7

フレイル

飯島 勝矢 先生
東京大学高齢社会総合研究機構 教授

第7回 フレイル

フレイルとは高齢による虚弱(frailty)のことで、多くの診療科がこの概念に注目し、臨床に取り入れ始めています。
フレイルには身体的、社会的、精神・心理的と幅広い概念がありますが、今回は新概念としてオーラルフレイルもご紹介します。
年を取ったら食欲がないのは当たり前と思っていませんか? 実は、オーラルフレイル高齢者を健常者と比較すると、サルコペニア発症リスク2.13倍、総死亡リスク2.09倍であることが分かりました。
最期まで口から食べること、栄養の重要性にも注目していただき、フレイル予防へつなげていただけることを願っています。

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6

花粉症

岡本 美孝 先生
千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学 教授

第6回 花粉症

今年もスギ花粉の飛散シーズンが始まります。スギ花粉飛散量の予測は依然として難しく、発表される予測は大きく外れることが少なくありません。飛散開始日に至っては環境省も予測を諦めています。治療では、副作用が少ないさまざまな薬剤の特徴を理解して、有効に活用しましょう。また、免疫療法はこれまでの治療では症状の改善が十分にみられない患者にも有効性が示されています。
今回は、花粉症についての知識の整理です。

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診断一覧

第1回 健康寿命

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健康寿命

津下 一代 先生
あいち健康の森健康科学総合センター センター長

健康日本21(第二次)に関する調査によると、2013年に比べて2015年で有意に上昇したキーワードは「健康寿命」「ロコモティブシンドローム」「1日の望ましい野菜の量=350g」でした。
日本人は男性の健康寿命が71.19歳、女性は74.21歳で、それぞれ10年ほどの年月を寝たきりなどの不健康な状態で過ごすことになります。そのような背景もあり、健康で長生きすることに対して国民が高い関心を持つようになってきました。
いかに健康寿命を伸ばして生き生きとした人生を送るか。今回の診断には、そのヒントが隠されています。

第2回 インフルエンザ

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インフルエンザ

河合 直樹 先生
河合内科医院 院長/日本臨床内科医会インフルエンザ研究班 班長

例年のインフルエンザ感染者数は国内で推定約一千万人、超過死亡者は多い年で約1万人と推計されており、乳幼児から高齢者まで誰もが感染します。そのようななか、今シーズンからは、これまでにない作用機序を有する抗インフルエンザ薬ゾフルーザの本格的な臨床使用、タミフルを取り巻く環境変化など、インフルエンザ診療は新たな局面を迎えようとしています。
そこで今回は、感染対策、パンデミックに関する知識、近年のインフルエンザの流行状況など、医療従事者として患者さんと接する上で知っておくと役立つ最新情報をご紹介します。

第3回 在宅医療

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在宅医療

太田 秀樹 先生
医療法人アスムス 理事長/全国在宅療養支援診療所連絡会 事務局長

我が国では、在宅医療の推進が大きな課題となり、地域包括ケアシステム構築と表裏の関係性となった。「昔は往診してもらったのに」と往診を懐かしむ声が聞かれるが、往診と在宅医療とは同義ではない。しばしば在宅医療を、病棟を街に、廊下を道路に、病室を自宅に見立てて、病院機能を地域に広げたと説明されることもあるが、提供される医療の質はまったく異なる。人生そのものも支える医療だからだ。
人口構造の激変に伴い、疾病概念が変わった。医療とは医学の社会への適応だから、医療が変容するのは当然だ。病を治し、命を救う医療のパラダイムは、第三の医療、すなわち在宅医療へと大きくシフトしたのである。
あなたの在宅医療関連知識は?

第4回 緩和ケア

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緩和ケア

村井 美代 先生
藤田医科大学医学部外科・緩和医療学講座 講師

2002年にWHOから緩和ケアの定義が出され、がんと診断されたときから緩和ケアが始まることになりました。しかし、未だに緩和ケアというと、病期が進行して積極的治療を行えなくなってからのケアと誤解している人もおり、緩和ケア=終末期というイメージが持たれているようです。
また、疼痛管理に使う医療用麻薬への抵抗感もあるなど、緩和ケアの概念は、国民にはなかなか普及していないようです。
そこで、早期から緩和ケアを行うことで生存期間が長くなること、がん患者への緩和ケアにおける栄養療法の役割など、最新情報を交えた問題をお届けします。

第5回 サルコペニア

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サルコペニア

若林 秀隆 先生
横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科 講師

サルコペニアとは、進行性、全身性に生じる骨格筋疾患で転倒、骨折、身体障害および死亡率といった有害な転帰の可能性増加と関連します。フレイルの重要な原因の1つであり、健康寿命の延伸には、予防、早期発見、早期介入が重要です。2017年に「サルコペニア診療ガイドライン」が作成されました。
私見ですが、寝たきりや摂食嚥下障害の三大原因疾患は、認知症、脳卒中、サルコペニアと考えます。これらの疾患のうち、最も対策が遅れているのがサルコペニアです。サルコペニアの原因(加齢、活動、栄養、疾患)に見合った適切な対応、つまりリハビリテーション栄養を行うことが、サルコペニアの予防と治療に有用です。

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