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誌上ディベート

膵頭十二指腸切除術(PD)において術前ドレナージに何を選択するか ERBDを選択する立場から

原和生山雄健次清水泰博

膵・胆道癌FRONTIER Vol.5 No.2, 18-21, 2015

「はじめに」今回のテーマは,“膵頭十二指腸切除術において術前ドレナージに何を選択するか?”であるが,ERBDと一口にいっても,大口径ステント(金属ステント)を留置するのか,小口径ステント(プラスチックステント)を留置するのかで大きく意見が分かれ,疾患群によっても留置の方法が異なることが予想される。術前ドレナージ法と手術成績とは直接的な因果関係があるが,手術自体のやりやすさ,術中・術後の偶発症に関しては,外科医の熟練度にも大きく影響しており,安易にENBDが良いともERBDが良いとも言えないのが現状である。しかし,最近の風潮からすると中下部胆管狭窄の術前にはERBDが選択され,肝門部胆管癌の術前ドレナージにはENBDが選択される傾向にある。本稿では,ERBDを選択する立場から,その優位性と課題を検討したい。ただし,あくまで膵頭十二指腸切除術の術前胆管ドレナージに対する意見であることを付け加えておく。

ENBDを選択する立場から/大木克久 ほか
・ERBDを選択する立場から/原和生 ほか
各論を総括して/島田和明

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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